2021年2月16日経過報告

「ふうあの会」よりお知らせいたします。

国内で治療法が確立されていない希少な腹膜悪性中皮腫と診断され、闘病中の沖縄県中城村の小学4年生、金城楓空(ふうあ)さんに対する、皆様方の日ごろのご理解、ご協力に感謝いたします。

楓空さんは本日2021年2月16日午後、前回の手術中に認められた胸部の腫瘍切除等の手術、治療を受けるため、母親と共に空路、東京へ向かいました。上京後は都内の国立国際医療研究センター病院で検査後、3月1日に手術に臨みます。

楓空さんは2020年10月22日に腹膜悪性中皮種に対する治療法として、完全減量切除(腫瘍切除)CRSと術中腹腔内温熱化学療法(HIPEC)が行われました。治療は順調に行われ、2月22日で術後4か月を迎えます。

術中に胸部、上縦隔と中縦隔にも腫瘍の進展が認められました。2020年12月27日、一時的に沖縄に戻り、2021年1月4日より琉球大学病院小児科にて抗がん剤治療を行ってきましたが、縦隔に対しては改善がありませんでした。専門医で話し合った結果、3月1日に腹膜悪性中皮腫縦隔進展に対する完全減量切除と術中胸腔内温熱化学療法を行うことになりました。

腹膜の治療法と同様、腫瘍を切除したあと肉眼での確認が難しい2.5mm未満の微小な腫瘍を死滅させるため術中胸腔内、周術期胸腔内温熱化学療法が行われます。この治療法により全ての腫瘍細胞を死滅させることで治癒(再発防止)を目指します。

手術は上縦隔と中縦隔を、日にちを置いて2回に分けて行う予定です。費用については、現在の日本の医療制度では保険で認められている保険診療と保険で認められていない保険外診療を併用すること(混合診療)は、一部を除き認められていません。こういった場合は全て患者が自己負担となる自費診療となります。本治療法の内容は、保険で認められている手術と保険で認められていない術中胸腔内化学療法の併用で原則、保険がきかない自費診療となります。

出発にあたり楓空さんは「手術は怖いけど、病院の先生たちを信じて頑張る」とコメントしていました。ご協力いただいている皆さまへ深く感謝しつつ、今回の手術、治療が無事に成功するよう、支援者一同、祈っております。皆様方にも温かく見守っていただけたら幸いです。

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