2021年3月18日経過報告

「ふうあの会」からお知らせいたします。

腹膜悪性中皮腫で闘病中の小学生、金城楓空(ふうあ)さん(10)=中城村、琉大附属小学校=に対する皆様方の日頃からのご厚情に深く感謝いたします。楓空さんの近況についてお知らせいたします。

楓空さんは3月1日、東京都内の国立国際医療研究センター病院で、前回の腹膜周辺の手術の際に認められた胸部の腫瘍除去手術と温熱化学療法を行いました。手術は午前11時に始まり、18時半に終了。同日はICUで経過観察、翌2日の昼頃、一般病棟に移りました。術後の経過も順調で合併症の心配も無く、7日に退院しました。その後は、病院近くの滞在先から通院し、胸部レントゲン、血液検査の結果も良好です。

前回の腹膜周辺は開腹手術でしたが、今回は同院呼吸器外科の長阪智医師の執刀により、ロボット支援による手術が行われました。ロボット支援手術は、内視鏡による拡大視野での精密な動きが可能になります。また、人の手首よりも広い可動域を保てることから、開腹手術などに比べて傷口が小さく、術中の出血も少なくて済み、正確な患部の切除、身体の機能温存の向上につながるメリットがあります。長阪医師はそのスペシャリストです。

今回、楓空さんの手術は、非常に難易度の高いものでしたが、長阪医師の慎重で的確な施術で楓空さんの身体にダメージを与えることなく終了できました。痛みも少なく、予定より早い退院となりました。前回同様、医療チームの皆さまの献身的なサポート態勢で、楓空さんは2度目の手術を無事、乗り切る事ができました。ありがとうございます。

楓空さんはしばらく東京都内に滞在し、通院を続けながら、次の手術(胸部の別の箇所)へ向けて体力と鋭気を養っています。小児では世界的にも珍しい症例で、治療法も確立されていないため、今後も慎重を期しますが、皆様方のご支援や優れた医療スタッフの加護の下、楓空さんは一歩ずつ回復に向けて頑張っています。今後とも温かいご支援をよろしくお願いいたします。

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